若草色の畳へ表替工事の施工事例

今回は当店ホームページを見てご依頼いただきました宇都宮市にお住まいのＳ様邸の畳工事の施工事例です。
工事内容は6帖間の和室の畳の畳表替工事です。
畳は天然イ草の不変色表が使用してありました。

10年以上が経過されていると思われます。

不変色の畳表は色を変わらなくする為に特殊加工をするので磨耗に弱いです。
不変色の畳表を使用する際はこの事も頭に入れておくと良いと思います。

今回は丈夫さを求めて和紙表を使用する事になりました。
使用する畳表はダイケン健やかおもての銀白シリーズ。
色は若草色です。

素材が和紙で出来ている畳表です。和紙と言っても丈夫で変色もしません。

若草色はこの色です。畳縁はユートピア＃60です。
銀白色に比べると優しい色です。

施工後

この様に変わりました。
今回使用した和紙表はこれからの梅雨時期は良いと思います。
和紙なのでカビにも強いですしサラサラ感が有るので気持ち良いと思います。

今回は畳床が建材ボードでしたので和紙表が使用出来ました。
藁床に和紙表を使用する事はお薦めしません！！理由は和紙表が藁床の凹凸を全て拾ってしまうからです。
最初は良いですが月日が経ち馴染んでくると畳表がボコボコと凹凸が出てきてしまいます。

畳表替で畳表を選ぶ際には既存の畳床の素材を確認してから選んだ方が賢明です。

Ｓ様ありがとうございました。

加藤畳店・加藤正幸