縁無し畳の施工方法の違い

縁無し畳の表替料金は施工方法により値段が違います!

最近は縁無し畳の表替工事の依頼が増えて来ました。
新築の際に縁無畳を入れて数年が経ち経年劣化ですね。特に天然イ草の縁無し畳は傷みやすいので多いです。

最近多いのは縁無し畳の表替工事の単価問い合わせです。
使用する畳表が天然イ草が化学表かによって金額は違いますが施工によって金額が大きく違ってきます。

畳床を畳表で包む方法か貼り付け方法かの違い。
結論から申し上げますと貼り付け方法の方が断然に安いです。

正式な作り方は畳床を畳表で包む方法です。こちらの方法です数回にわたり表替工事が可能です。これこそが最大のメリットです。
デメリットの一つは畳床と畳表がなじむまで時間がながいことです。畳床と畳表の間に若干の隙間が有るのでプカプカ浮く場合があります。ただ、この症状は時間が経てば自然に直ります。
もう一つのデメリットは施工に手間が掛かり高度な技術が必要なので高価になる事です。

もう一つの方法は貼り付け施工です。畳床と畳表をボンドで貼り付け方法です。
この最大のメリットは包む方法より安価に出来る事です。高度な技術も必要ないですし手間も掛かりません。機械代は高額ですが・・・。
そしてお客様にとって最大のデメリットは次回の畳表の張り替えが出来ない事です。理由は畳表を畳床にボンドで張り付ける為に矧がす事が出来ません。なので次回は新畳工事になりかなり高額になります。ボンド付けした畳は使い捨てになりますからね。

高価でも次回も表替出来るか安価で使い捨てを選ぶか

最後になりますが、縁無し畳の表替料金は畳店によって様々です。
工賃が余りにも安価なお店では張り付ける方法を採用している可能性が有ります。
安易に安価な施工をすると次回大変な事になりますからね!!
その場でどうするかでは無くて次回の事を考えてお店を選んだ方か良いと思います。
不安でしたらお店の方に施工方法を聞いてみてください。
因みに私は包み込む方法をオススメします。勿論、当店は包み込む方法です。
                                             加藤畳店・加藤正幸

タタミのことなら 宇都宮の加藤畳店 [新畳・表取替・裏返し]

PAGE TOP