堀コタツの周りの畳が擦り切れている方へ

今回は畳のお部屋で掘りコタツが有るお家の方向けです。
お仕事でお客様の所へ伺うと掘りコタツの框周りの畳の表面が異常に擦り切れている方や畳縁が傷んでる方が結構います。
どうしても堀コタツ周りは毎回同じ所に座るのでしょうがないのですが・・。
ただ有る原因で擦り切れている場合が有ります。
それはコタツの框部分の高さが合っていない事が有ります。


この様に框より畳の方が高い可能性が有ります。
この様な状態ですとコタツに入る際に畳表や畳縁が擦れるので痛むのです。
基本的に堀コタツの框の厚さは約55mmで出来ています。ここで厚さが合わない畳(60mm)を入れた場合は写真の様になります。これが擦り切れる一番の原因かと思います。
簡単に直す方法が有りますのでお教えしますね。
この框と畳の高さを合わせれば良いだけなんです。簡単ですね。

この様なベニヤ板を切って框の下四隅に敷くだけなんです。1枚もしくは2枚を重ねれば大概は高さが合います。

水平もしくは框が高くなる様に調整します。框が高くなる場合が有っても大丈夫です。框が減る事は有りませんので!!高い位の方が良いと思います。
この様にして四隅を調整すれば完成です。


この様に調整すれば堀コタツ周りの畳が傷む心配が無くなります。安心して使用できますね。
本当はこの作業新築の新畳納品時に畳屋さんが調整しなくてはいけない仕事なのです。
忘れてしまってか調整出来なかったかで高さが合っていないお部屋を見かける事が多々あります。
この調整がしていないと畳を早期に傷める原因になりますので高さが合っているかご確認して見て下さいね。
もし合っていない様でしたら調整して下さいね。
もしわからない事があればご連絡ください。

加藤畳店・加藤正幸

加藤畳店のサイトはこちらより加藤畳店

 

タタミのことなら 宇都宮の加藤畳店 [新畳・表取替・裏返し]

PAGE TOP