あなたは天然イ草派?それとも科学表派
今回は縁無し畳に使用する畳表のお話しです。
最近流行の縁無し畳ですが使用する畳表は大きく分けて2種類あります。
一つ目は天然イ草を使用して作る縁無し畳です。
その中でも多いのは目積表を使用した物です。
目積畳表とは通常の畳表の目の半分で織られた表です。
通常の畳表はこちら
目積表は主に縁無し畳に使用される事が多いです。
通常の畳表で縁無し畳は出来ない事もありませんが、畳表が割れが発生する事も有り仕上がり具合が悪いです。
こちらは天然イ草を使用した事例です。
風合いが有りますね。
天然イ草の中にもう一つ存在するのは琉球表を使用した縁無し畳です。
後で琉球畳については書きますね。
そしてもう一つが和紙や樹脂を使用した科学表で作る縁無し畳です。
こちらは和紙や樹脂なので色付きの畳表になります。
この様に様々な色が有ります。
お部屋の雰囲気や壁紙に合わせて畳表の色を選択できますね。
天然イ草と科学表どちらが良い
ここからは私の意見です。
畳本来の性能、感触や和の雰囲気を味わうのであれば天然イ草をおススメします。
和モダンの雰囲気や壁紙、床板とのコーディネートを考えるのであれば科学表をおススメします。
丈夫さを求めるのであれば科学表の方が断然丈夫です。
お互いに一長一短は有りますが。。
さぁ貴方は何方の畳表が良いでしょうか??
加藤畳店・加藤正幸