今回は防虫・防湿シートのお話しです
和室に湿気が溜まったり小さな虫が発生した事が有りませんか??
それはもしかすると畳の下が湿気ているかもしれません!!
その対策に畳の下に敷く防虫・防湿シートが有るのはご存知ですか??
どうしても畳の下は空気の流れが悪かったりして換気がし辛い状況です。
こうなると湿気が溜まったりして床材は勿論、畳にも湿気が溜まりやすくなります。
湿気が溜まると虫の発生確率が上がったり移住する確率も上がってしまいます。
本来であれば何故湿気が溜まるのかを根本的に潰さなければなりませんが和室の少しぐらいの湿気でしたらば対応できるシートが有ります。そして虫の発生を抑える役割もします。種類は沢山あり効果や対応年数の違いなど様々有ります。
これは畳の下に敷くタイプです。床材と畳の間に敷く事になります。防虫・防湿シートの種類は沢山あり畳床と畳表の間に入れるタイプなど様々です。シートの種類や入れる場所によって効果は違って来ると思います。
今回はこの「朝日畳シート」を使用しての事例を紹介します。
畳下はこの様な状態です。そちらのお部屋は若干湿気が有りましたので畳を引き上げてから数日間乾燥をさせました。
この目張りは賛否両論有ると思いますが御施主様の御意向ですのでここでの討論はご遠慮ください。
その上の防虫・防湿シートを敷いて行きます。
この様に全面にシートを敷きます。
簡単ですがこれで完成です。
これで若干の湿気には対策が出来ると思います。あくまでも若干です。
これはあくまでもシートでの対策ですので根本的な解決策では有りません。湿気が強い場合などは根本的に解決しないと大変な事態にを引き起こします。例えばシロアリ被害などに遭う事もありえます。
こういった被害が出る可能性が有るので当店では和室に強い湿気が有る場合は根本的な湿気対策をおススメしています。
和室の湿気が気になる場合や小さな虫が発生した場合などは防虫・防湿シートを敷くと解決できるかもしれません。
加藤畳店・加藤正幸